エコチル調査とは

全国の15の地域にお住いの妊婦さんに協力をお願いし、赤ちゃんがお母さんのお腹にいるときから13歳になるまでのあいだ、子どもの健康と環境との関係をみるための全国調査です。
環境省と国立環境研究所が中心となって調査を取りまとめ、国立成育医療研究センターがサポートを行っています。
生活環境にある化学物質が子どもの健康にどのような影響を与えているのかを明らかにすることが目的です。
未来の子どもたちが健やかに育つ環境を作るために、ご協力よろしくお願いします。

※13歳以降も調査を続けることになりました。

詳しくは、環境省エコチル調査ホームページへ

環境省エコチル調査ホームページ

調査期間

エコチル調査は、2011年から2032年までの合計22年間続きます。
最初の3年間で調査協力者を募集し、お子さんがお母さんのお腹の中にいる時から13歳になるまで継続してデータや試料を収集します。
最後の5年間は、得られたデータの総合的な解析を行います。

調査期間

※調査期間を延長することになりました。

エコチル調査で調べるもの

参加者の皆さんに質問票の記入や血液、尿、毛髪などの試料を採取、提出していただき、生活環境の中にある物質(空気や水、食べ物に含まれる化学物質、ダニなどのアレルギー物質)、生活習慣(食事や運動など)、遺伝的な性質が、子どもたちの成長や病気にどのような影響があるかを調べます。

なぜ環境中の物質を調べるのか

近年、科学技術は急速に発展し、私たちの暮らしはとても便利になるとともに、様々な化学物質が身の回りに増えてきました。こうした人間が作り出した物質が、私たちや子どもたちの健康に、どのような影響や関係があるのか、実はまだ詳しく解明されていないのです。

なぜ子どもを調べるのか

近年、ぜんそくや肥満、発達障がいなどの病気が増加していると言われています。
子どもは成長段階にあり、身体ができあがっていないため、大人より化学物質の影響を受けやすいのではないか、と考えられるからです。

エコチル調査の目指すもの

病気の多くは、環境中の物質、生活習慣、遺伝的な性質などが関係しあって起こります。
これらの関係を明らかにすることができれば、病気の予防に役立つ政策を立てたり、子どもが健やかに育つための環境を整備したりすることができます。
エコチル調査の結果から、子どもの健康や成長に影響を与える環境要因を明らかにし、子どもたちが健やかに成長できる環境、安心して子育てができる環境の実現を目指していきます。

エコチル調査が行われる15の地域

お問い合わせ

エコチル調査コールセンター
9:00~22:00(フリーダイヤル・年中無休)

大阪ユニットコールセンター
平日 9:00~17:00(土日祝を除く)

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