親子の絆はいつからはじまる?-愛着の発達ー-

臨床心理士からのメッセージ

 子育て真っ最中のみなさんに、臨床心理士から乳幼児期のこころの発達についてお伝えします。毎日、 毎日、子どもは心身ともに育っていきますが、日ごろの子どもの仕草や行動の意味がわかると、より子育てを楽しめると思いますよ。

親子の絆はいつからはじまる?ー愛着の発達ー

 「うちの子は人見知りが激しくて…」「公園に連れていっても、くっついて離れようとしない。」等のことばを、お母さんたちからよく耳にしますが、今回は、この人見知りのメカニズムについてお話しします。

 みなさんは、愛着ということばをご存知ですか?子どものこころの発達にとって大切なのは、愛情や信頼で結ばれた信頼関係を持つことですが、このような人間関係の基礎となるのが、乳児期に形成される愛着です。有名な小児科医のボウルビィは、4つの段階を経て愛着が形成されるとしています。

 ちょっと難しい話になりましたが、この過程をみていただくとおわかりのように、小さなお子さんは、母親や家族との愛着関係があるから人見知りするのです。人見知りは十分な愛着関係ができた証拠といえます。

 「この子は甘えっ子で、家族以外から離れたがらないけど大丈夫。それは愛着関係や信頼関係ができているってことなんだ!」と、自信をもってください。 お母さんにべったりだったお子さんも、いつか必ず元気に外の世界に飛び出していきます。

引用図書:「手にとるように心理学がわかる本」
著者 渋谷昌三 小野寺敦子
かんき出版

 
大阪府立母子保健総合医療センターエコチル調査室 臨床心理士
北村 真知子

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