今から始める!「子どもの喫煙予防と病気の予防」-

 日本人が命を落とす原因となる生活習慣の第1位が『タバコ』です。妊娠中の喫煙は赤ちゃんにも悪影響のため、妊娠を機に禁煙したお母さんも多いのではないでしょうか。今回は、現在も喫煙を続けているお母さん・お父さんに、お子さんの将来のために禁煙することの効用をお話したいと思います。

 さて、大阪府の女性の喫煙率は12.9%で、男性の喫煙率(大阪33.1%)と比べれば低いですが、全国の女性の喫煙率としては4番目に高くなっています(国民生活基礎調査2013年)。

 お母さん・お父さんの禁煙がお子さんの健康のためになる例を2つご紹介します。

受動喫煙の防止

 お母さん・お父さんが家庭でタバコを吸うことで、知らず知らずお子さんは受動的に喫煙をしていることになります。この受動喫煙により、中耳炎や虫歯、気管支炎、アトピー性皮膚炎、小児がんなどの危険性が増すことが指摘されています。しかしながら、お母さん・お父さんが禁煙することで、4歳半から8歳の間に喘息で入院する子を2割近く減らすことができます(Tabuchi T, et al. Prev Med 2015)。

子どもの喫煙予防

 近年、未成年の喫煙増加が問題となっています。タバコを吸う姿を見て育つことで、タバコを早い 段階で吸いはじめ、そのためタバコへの依存性が強くなります。しかし、子どもが 8 歳から 9 歳になるまでにお母さんかお父さんどちらか一方が禁煙した場合、その子どもの17 歳から18 歳時での 喫煙リスク(月 1 回以上)は 25%低下し、両親ともに禁煙した場合は 39%低下します(Jonathan B. Bricker, et al. Addiction 2003)。

 このように、禁煙を始めることで、子どもの喫煙予防、さらには病気の予防に繋がっていくのです。

 禁煙はご自身の健康を守るだけでなく、お子さんの将来の健康というプレゼントです。これを機会に、禁煙にトライしてみましょう。

・禁煙をはじめようと思っている人へ(禁煙のノウハウ集)
http://www.mc.pref.osaka.jp/ocr/tobacco/charenji.html
 

エコチル調査大阪ユニットセンター
佐田 みずき

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